我が家の冷蔵庫に学ぶUX設計
冷蔵庫を開けた瞬間、
「うわ…これ、誰だよここにヨーグルト突っ込んだの…」
って思ったことありません?
うちの家ではしょっちゅうあります。いや、むしろ日常です。
大体その犯人は自分自身です。奥さんによく怒られてます。
でも、ある日のこと。
冷蔵庫を開けた瞬間にふと気づいたんです。
「あれ、これ……情報設計の話じゃん?」
■ 冷蔵庫には“暗黙のルール”がある
だいたいの家の冷蔵庫って、なんとなく置く場所が決まっていますよね。
卵はドアポケット、牛乳は定位置、余り物は中段、野菜は下の引き出し…
誰かが明文化したわけじゃないのに、いつの間にか“そういう流れ”になっている。
で、これがちょっと乱れるだけで一気に混乱が始まるんです。
ケチャップが最上段にあったり、半分残った麦茶が野菜室で眠っていたり、見つからなかった納豆が下の引き出しから突然2パック出てきたり。
これ、ウェブサイトでもまったく同じ現象が起きています。
■ 情報設計の本質は「物の住所を決める」こと
冷蔵庫が使いやすいのは、みんなが“同じ場所にある”と思っているから。
卵を探すのに迷わないのは、「そこにあるはず」という期待が裏切られないから。
ウェブサイトでも同じで、採用情報はどこに置くか、お問い合わせはどこに置くか、ユーザーが“迷わない”位置にあるだけで、使いやすさが段違いになります。
情報の住所が曖昧になると、ユーザーは途端に迷子になります。そして迷子になると、人はページを閉じるんですよね。
冷蔵庫ならそっと扉を閉める。
サイトなら離脱です💥
■ 冷蔵庫が機能するのは「誰が見ても同じ場所にある」から
正直、うちの家では「ここに置いてね」と決めた覚えはありません。
でも、卵はここ、牛乳はここ、ケチャップはここ。
みんななんとなくわかっているからこそ、冷蔵庫はうまく回る。
ウェブサイトも同じで、“ユーザーが自然に期待する位置”に情報があると、操作のストレスが驚くほど消えます。
ページを行き来してもトーンが変わらなかったり、写真とテキストが呼吸を合わせるように配置されていたり。
派手ではないけど、「あ、なんか使いやすい」という感覚をつくるのは、こういう“期待の裏切らなさ”なんです。
■ 隠れた納豆=サイト内の“死蔵情報”
冷蔵庫の奥で存在を忘れていた納豆、ありますよね。
あれ、見つけたときの「ごめん、君のこと忘れてた…」感すごい。
サイトでも似たことが起こっています。
7年前の採用情報、読まれないブログ、どこからもリンクされてない古い資料。
存在しているのに届いていない情報たち。
そして企業側も“そこにあること自体”忘れている。
だからこそ、情報設計では棚卸しが必要なんです。
冷蔵庫も、たまに掃除しますよね。
サイトも同じで、定期的に“何が生きていて、何が死んでいるか”を見直す必要があります。
■ 実は冷蔵庫って最強のUI/UX教材だった
冷蔵庫って、気づくとウェブ制作とめちゃくちゃ似ています。
毎日使うし、複数人で使うし、情報量は意外と多いし、住所が崩れると一気に不便になる。
だから結局、使いやすい冷蔵庫って「見やすくて、取り出しやすくて、迷わなくて、家族全員が使える」
これがちゃんと成立しているんですよね。
これって、めちゃくちゃUI/UXの条件と一致してる。
■ まとめ:「冷蔵庫は最高の情報設計の先生」
最初に言いましたけど、このブログを書きながらわたしは気づきました。
“冷蔵庫って、実はUI/UXの塊だったんだな”と。
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見やすい
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取り出しやすい
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迷わない
-
家族全員が同じルールで使える
これ、全部ウェブサイトにも必要ですよね。
だから次に冷蔵庫を開けたときは、ぜひこう思い出してください。
「これ、うちの家の情報設計どうなってる?」
もしかしたら、明日のサイト改善のヒントが卵の横にあるかもしれません🥚